ちょび君が旅立ってから丁度一年。
長かったような、、、
いえ、今思うとあっと言う間に過ぎ去ったような気がします。
あっと言う間に過ぎ去ったからこそ、今でもちょびの匂いと温もりをはっきり思い出すことが出来るのかも知れません。
またちょびの温もり以上に暖かいお気遣いと励ましを下さったまわりの方々に感謝しきれないほどの思いで一杯です! 本当にありがとう御座いました。
一回目の命日にあたる今日また一年ぶりにちょび君を海へ連れて行きました。
ちょびが愛用していたハーネスを家内のバッグに入れて夕方の江の島へ。
一年前のあの日。
ちょびが息を引き取った翌日、荼毘に付せた後その足でちょびのお骨を抱いたまま生前のちょびが一度も見た事のなかった海へ行きました。 荼毘に付せている間中ずっと響いていた雷鳴と豪雨。 まるでちょびがこの世との別れを惜しむような叫び声と大粒の涙を降らせているように感じて仕方なかった事を思い出します。 そして、火葬が済み小さな骨壷に納まってしまったちょびを引き取り、家内が抱きしめているまだ温かいちょびのお骨を時々ぼくの膝の上に乗せながら江の島に向けて運転していると、あれだけ激しく鳴り響いていた雷と雨は徐々に止み始め江の島に着く頃にはすっかり上がり清々しい青空が広りました。 寝たきりで不自由な身体から解き放たれたちょび君がようやく笑ってくれた時だと今でも思っています。 ちょびと家内とぼくの3人でひとしきり海を眺めた後、ブログの中でちょびを懇意にして下さっている江の龍さんへ。 たまたま店長さんはいらっしゃらなかったけど、事前にこれから伺いますとした電話でのお話がとても面白くて(この事はこちらに詳しく書いてあります)、重く沈んだ心がどれだけ助けられた事か・・・。
ちょびのことに関してはまだまだ書き切れないほど沢山あるのですが、次から次へと思い出が溢れ出して来てしまい上手く文章に出来ません。 あー、もう少し文才があったらなぁと。(^^;
それはそうと今日は命日なのですが、姿はないけどいつも傍にいる様なちょびの気配を感じながら過ごしているので特別に法要とかする訳でもありません。 いえ、霊魂とかそんなのじゃなくてブログの中にも心の中にもいつもちょびの笑顔がある訳なのです。
下のメモ帳はちょびの介護記録を綴っていた「ちょびメモ」です。
どうしても処分出来ずにいるのでぼくの棺おけまで持って行くつもり。(^^;
今日、ちょび君と眺めて来た夕焼けです。
2013.08.17 ちょび君命日