今年もサクラ草が咲きだしました。
サクラ草をよく知る方にはご理解して頂けると思いますが、この花には中々雨粒が乗ってくれません。
何故かと言うと、花柄が糸のように細くて自身の花の重さを支えるがやっとなのです。
降り落ちてくる雨粒が当たると簡単に下を向いて雨を振り払ってしまいます。
では何故このように綺麗な雨粒が乗っているのかと言うと、一旦フェンスに当たって細かくなった雨の飛沫が付いている訳です。
雨の降りが弱いと飛沫が跳ねるほどでは無いし、強すぎると先の理由でその量と勢いが大きすぎて全く乗りません。
今日のようなそぼ降る雨が丁度良い訳なのです。
もっとも霧雨のような細かい雨だったら飛沫に頼らなくても綺麗に乗ってくれるのですが。
ん?って事は霧吹きで水を掛けてやれば・・・
いやいや、それじゃ作り物になってしまうので却下。
自然のままの姿が美しいのです。
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