長久保公園に「 紅千鳥(ベニチドリ) 」という梅の花が咲いています。
この紅千鳥の雄しべは時として弁化(花びらのように変化)するそうです。
その弁化した雄しべの姿が「千鳥が舞っている」ように見えるところから紅千鳥と名付けられたとの事です。
先日家内と遊びに行った時には探し切れなかったのですが、通院の帰りに寄り道してやっと見付けました。
結構高い位置まで花を付けているため肉眼では確認出来ないので、見付けたというより偶然写り込むのを狙って枝から枝へと細かく数十枚撮影した内の一枚です。
写真中央の花のひとつ上、やや上向きに咲いた花ですが
わかるでしょうか。
拡大したものです。濃いピンクの蕾の右上、ちょっと木魚のように
丸く見えるのが弁化した雄しべです。
千鳥の舞に見立てるくらいなので、このあと羽のように2枚に開くのかな?
日本人ってなんと風流な民族なのでしょう。
2010.02.23 長久保公園