先日のMRワゴンに続き、自分の車にも「ダストバスター」を使ってエバポレーターの洗浄をしました。
平成15年式のトヨタ・VOXYです。
エアコンフィルターは、新車時からのノーマルタイプを約3年間装着。
後の約2年間は、トヨタ純正の花粉用と謳われたクリーンエアフィルターを使用。
どちらも不織布を濾過面に使用しただけの活性炭を織り込んでいないタイプなので、
定期的な清掃(洗剤・水洗い)のみを行い、交換はしていません。
基本的な作業手順はMRワゴンと一緒なので適当に割愛しています。<(_ _)>
ダストバスターの詳しい使用方法はこちらをご覧ください。
カーエアコン(エバポレータ)洗浄・MRワゴン編 2008
【作業開始】
■助手席グローブボックスを外します。
■白いフィルターケースが見えました。
■フィルターを引き抜くと・・・サルスベリの花がぁっ!(笑)
■このフィルターには装着方向を示す矢印があります。↑=外気側
■フィルターを抜き出した隙間からファンを覗くと結構汚れていたので
下からファンユニットを丸ごと外します。
■フィンが結構汚れています。
■モーターシャフトからファンを引き抜いて裏側を見ると更に汚い。
■ウエスで一部汚れを拭いた所との差です・・・。
■モーターシャフト周辺もかなりキテマス。
■どうやらブラシが摩耗して付いた粉のようです。
■洗浄後です。あら綺麗っ!
■ファンを組み付ける前にハウジング内部を確認したら「カビ」です!
■除菌剤配合の洗剤で綺麗に拭きあげます。もしかすると・・・(後述)
■
直接目視は出来ませんが作業そのものに支障はないので大丈夫です。
■画像のシルバーの部分はエバポでは無く、ヒーターコアです。
エバポはヒーターコアのすぐ前方に位置しています。
下の図を参照して下さい。(11/11訂正)
■最初はエバポに近接した*印の所に注入用の穴を開けるつもりでしたが
ファンハウジングが邪魔して手持ちのドリルが入りません。
■もう一度よく観察してみたら上手い位置にレジスター(センサー)が付いています。
さっそく取っ外し、ベニヤでメクラ板を作り、そこに5Φの穴を開けて一段落。
■ダストバスターの注入方法は「MRワゴン編」と同じなので割愛します。^^;
エバポの洗浄時間を待つ間にセンターパネルを外してメインの吹出し口を見てみました。
先ほど不安に思った「もしかすると・・・」が大当たり!
■上・汚れとカビです。それもずっと奥まで・・・。
■下・ダストバスターをもう一本追加してブチ込みます。
■洗浄後です。凹部に残った汚れはハブラシなどを使って落とします。
■センターパネル吹出し口の内部です。こちらもかなり汚れが付着しています。
2本目のダストバスターが少し残ったので、それを使って拭いてみました。
写真では解り辛いですが少し緑色がかったカビが混ざっています。
■エバポの洗浄が終わったら元通り組み付けをして終了です。
【結果発表!】
■ドレンから流れ出た洗浄液です。
長年フィルター洗浄だけで済ませていたツケがここ・・・。
白っぽい受け皿が無かったので、ワンコの水入れを拝借。^^;
■左・洗浄前の外気温 29.5℃
■右・エアコンON時の吹出し温度 12.0℃
■左・洗浄後の外気温 30.2℃
■右・エアコンON時の吹出し温度 ナント9.0℃以下!
この車はエバポレーターを目視出来なかったのですが廃液の汚れ方を見ると
結構汚かった様子です。
ん〜、今回はセンターダクトの汚れも混ざっているので余計に
廃液が濁っていたのかも知れません。
どちらにしろ綺麗サッパリ!気分爽快で運転出来ます。
*お約束事で大変恐縮です。
この記事を参考に作業して被った損害等の責任は一切負いません。
記事は私個人で行った作業内容を順を追って書いております。
所詮アマチュアの作業ですので、危険を伴う可能性も御座います。
怪我や機器の破損に十分注意の上、あくまでも自己責任において作業してください。
2008.09.23
以前このブログを見てエアコンの熱交換器洗浄しようと思っていましたが中々忙しくて着手出来ずに今更作業しようと思い、先ほど下見を兼ねてグローブボックスとセンサーを外してみたところ今度はファンが回らなくなってしまいました。ダストバスターを押し込むためには風圧を利用するとありますが私のヴォクシーの場合センサーを外すとファンが回らなくなてしまうので別の方法でと考えています。ダストバスターを某オークションで購入済みなため無駄にするわけにもいかず少々困っております。オートメカニックという車雑誌で熱交換器のケースの一部を切り取って穴を開けて中を掃除している記事が載っていたのでアンダーボックス裏からケースに穴を開けようと考えましたがあまり車に傷を付けるのも嫌なので何か良い方法が御座いましたらお知恵を拝借したい次第です。大変お手数かと存じますが宜しくお願い申しあげます。
こちらこそ初めまして。
このような拙いブログにお越し下さりありがとう御座います。
ご質問の件ですが、もしかしたらレジスターを外した時に
一緒にコネクターも外していませんでしょうか。
このセンサーは風量制御を担っているので、コネクターを
外してしまうと、ブロワ関係の回路が開いてしまうので、
ブロワモーターは回らなくなってしまいます。
コメントから察するに、多分コネクターだと思いますので
今一度確認をお願いします。
それから、大変申し訳御座いません、記事に訂正箇所があります。
エバポレーターとして図示しているものは「ヒーターコア」です。
エバポレーターの一部が剥き出しになっている訳はないので
ちょっと疑問に思って、後日確認したら
フィルター → ファン →(レジスター)→ エバポ → ヒーターコア
の順に並んでいます。
エバポの位置はヒーターコアの一次側(室内から前方向を見ると、アンダーボックス→ヒーターコア→エバポの順)にあります。
レジスターを外した穴から点検鏡を入れると目視出来る位置にあります。
この記事を見てtanakaさんがケースに穴を開けなくて正直いまホッ!です・・。
訂正記事を上げようと思って何時しか失念していました。
追伸・・・AM誌、その昔、自分も毎号欠かさず愛読していました。
懐かしいです。(;^_^
返信ありがとうございました。今日さっそく確認しましたところおっしゃる通りコネクターを抜いておりました。コネクターを付けた状態で無事に熱交換器の洗浄をすることが出来ました。それからついでにもう一つ教えて頂きたいことがあります。私のダクトも懐中電灯で見たところ凄い汚れていたのですが吹き出しの所のルーバーをどうやって外して良いのか難儀しております。氷吉様の写真図だと完全に外して作業なさっているみたいなのでルーバーの外し方を御伝授頂けると助かります。ご迷惑かと存じますが何卒お願い申しあげます。
無事に終えられたそうで何よりでした。
今の時期に洗浄されたのならば、来シーズン前にもう一度やられた方が良いかと思います。
自分も、次は異臭が出てからでは無く、シーズン前にカビ防止の為、もう一度施工するつもりです。
ご質問の件を文章で説明するのは非常に困難なので、お手数ですが
「voxy センターパネルの外し方」で検索して頂けませんでしょうか・・・(;^_^A
とても親切な説明をされている方の所が多分一番上に出て来ると思います。
寒いので怪我しないように頑張ってくださいね!
本日夜勤明けだったので教えて頂いたように検索し無事にダクトまで綺麗に出来ました。いろいろお手数をお掛けして済みません。ファンも外して掃除もしたかったのですが不器用な私にはちょっと難しいので止めておきます。この度は本当にありがとうございました。
お仕事&ダクト清掃お疲れ様でした。
私のブログを参考にして下さり本当に有難う御座いました。
また何か有りましたら、自身の解る範囲でならお返事可能ですので
ご遠慮なく書き込んで下さいませ。
こんばんは、ご質問ありがとう御座います。
レジスターの型番は今晩中に確認しておきます。
ドレンの排出口はジャッキアップして写真でお伝えした方が
解り易いかと思いますが、asahinaさんのコメントを拝見したのが
この時間となってしまったのと、明日は生憎の雨となりそうなので
写真が撮れるかちょっと微妙なところです。
後ほど型番だけでも先にお知らせ致しますので少々お待ち頂ければ幸いです。
今ちょっと見て来ました。
レジスターの型番はDENSO499300-2041で間違いありません。
雨が降っていなければドレン排出口の位置も撮ってこようと
思ったのですが、既にかなり降って来ていたので無理でした。
お力になれなくて申し訳ないです・・・<(_ _)>
位置の確認だけでしたら、エアコンをONにしてから下回りを覗くと
ドレンがポトポト出て来るので直ぐに解ると思います。
明日作業なさるという事ですが、天候が悪そうなので
気をつけて作業なさってくださいませ。
お疲れ様でした!
ファンの風圧で洗浄液の泡がエバポ方向に押し込まれるので
ノズルの向きが多少明後日の方を向いていても多分大丈夫だと思いますよ。
>レジスターを外し布テープを張り作業をしましたが
>意外に泡が吹き出ることも無く簡単に作業できました
あの時、私も悩んだ末に漏れると嫌なので目クラ板を
したのですが、漏れなければ手間が省けてOKですよね。
私も次回はガムテープでいこうと思います! (^^;
また何か御座いましたらご遠慮なくコメ下さいませ。
HNの通り初期型のVOXYに乗っています。
本日コイル&ダクトまで洗浄しました。
ファンも真っ黒だったので外そうとしたのですが
どうやったらモーターシャフトから抜けますか?
プーリー抜きのような専用工具が必要でしょうか?
よろしくお願いします。
初めまして、ご質問ありがとう御座います。
ディーラーやサービス工場ではプーラーなどの工具を使うのかも
知れませんが、このファンの幅からいくとかなり大型のプーラーに
なるので、この為だけに手に入れるには馬鹿らしい出費になってしまいます。
おまけに、大型のプーラーの爪はファンとモーターの隙間に
入らないと思うので、爪を薄く加工するかまたは治具を作って
対応しているのかも知れません。
そうなると半ばSST化し他の作業への融通が効き辛くなる恐れもあるので
自分は適当なもので代用しました。
幾つか試したうち、一番作業しやすくてファンを変形させない
メガネレンチの柄(2本)がオススメです。
要はあの隙間に入る厚さであって丈夫な板なら何でもいいと思います。
ファンの両側に水平に差し入れて交互に少しずつこじってやれば
多分簡単に抜けてくると思います。
鉄製のモーターシャフトに樹脂製のファンが組んであり
固着している可能性は低い(多分無い)と思うので、
もしかしたらファン抜け防止用のCリングを外し忘れていませんでしょうか。
自分もそろそろ季節前の洗浄を明日しようと思っていたところなので
お待ち頂ければ画像でご説明したいと思います。
Cリングとはシャフトの先端にはまっているストッパーみたいなやつですか?
それなら外しました。
やはりコツがあるみたいなので氷吉様の説明を見てからもう一度チャレンジすることにします。
お手数ですが宜しくお願いします。
無事に外せたようでお疲れ様でした。
一回やってみると、次回からはコツが解って案外楽に外せるようになると思います。
今度はシーズンオフの頃にもう一回バラして洗浄してみて下さいね。
それから、「Cリング」と書きましたが「クリップ」でした・・・(^^;
ありがとうございます。
コメントを頂き有難う御座いました。
数ある同様サイトから私のものをご覧頂き、またお役に立ててくださり大変恐縮です。
これからも宜しくお願い致します。
氷吉様のこちらの記事を拝見させて頂き、参考にさせて頂きたいと思います。
作業はこれからですが、また分からない事とうありましたら是非アドバイス頂けたらと思います。
頑張ります!!(笑)
コメントありがとう御座います。
梅雨入りで天気の悪い日が続きそうですね。
今回ダストバスターで清掃したら、来年は臭いが出る前に早めに一発入れてやると
一年中異臭知らずで過ごせますので是非頑張ってください!
ブロワモーターの軸には金属の転がり軸受が使用されていましたでしょうか。
静音の工夫がされているのか気になりまして。
お返事が遅くなって申し訳ございません。
モーターそのものを分解しないとベアリングを見る事が出来そうにないので断言しませんが、コスト面から樹脂ベアリングは使用されていないと思います。
一般的な金属ベアリングで、シールドもZZか、写真でもご覧頂けるように粉塵や磨耗粉対策でUUとかVVを使っているかも知れません。
そう聞かれるとちょっと分解してみたくなっちゃいました。(笑)
今度、休みの日に晴れたら掃除を兼ねてバラしてみますね。
MRワゴンの助手席のところからダンパー?がある所からスプレーしても大丈夫ですか?そこから中を見るとエバポレーターの銀色が見えます。やりやすいと思いますけど大丈夫ですか?MRワゴンのやり方の所よりこっちでご質問してすいません。
MRワゴンはファンがエバポの二次側にある吸い込み式なので、ボクもMRワゴンの作業手順を写真に撮っていた時にダンパを内気循環の位置でそこから直接注入しようかと思いました。
この時は初めての作業だったので、念の為に取説の通り作業していますが、実を言うと2回目以降はダンパの所から注入しています。
ただ、注入を始めてエバポが泡に包まれるに従ってファンが引っ張るスピードより発泡する勢いが勝ってくるので溢れないように注意してくださいね。
2回目の作業時に全然気にせずぶっ込んだら、いきなり室内に溢れてアワワワワッ!(^^;
【 山英さんからのコメントをこちらに移動しました 】
はじめまして、エバポレータ洗浄からこちらに訪問させてもらいました。
エバポレータ洗浄ページにレスすればいいのか迷ったのですが、こちらの最新ページに失礼します。
私もバニプロを購入し洗浄に挑戦しようとしているのですが、センターパネルを外してメインの吹出し口を洗浄されているのは、単純に噴出し口にバスタを吹き付けただけですか?
だとするとその後は自然にドレインながれていくのですか?その際は当然空調はオフですよね?w
Posted by 山英 at 2013年03月01日 14:30
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山英さんへ
こんにちは、はじめまして。
このような拙いブログへお越し下さりありがとう御座います。 m(_ _)m
ご質問の件ですが、いま記事を読み返してみたら大袈裟にも 「 もう一本追加してブチ込みます 」 と書いてありますが、ほんの少量です。吹出し口の方から見るとヒーターコアが手前にあるので、大量にぶち込むともしかすると構造上ドレンとして抜け切らない可能性もあります。 ぼくは写真の状態からキッチン用の長い柄の付いたビンを洗うスポンジを奥の方まで突っ込んで掃除しました。 100均で売ってる柄が柔らかい物がダクトの曲がりに沿って入るのでお勧めです。 しかし数日間はダストバスタの匂いが少し続いたので、ヒーターコアまで流れた様子です。 なのでなるべくヒーターコアまで流れ込まない量をスプレーして拭き掃除をする感覚でやった方が宜しいかと思います。
携帯から長文になってしまい誤字脱字があったらゴメンナサイ。
Posted by 氷吉 at 2013年03月01日 15:54
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早々の回答ありがとうございます。
明日あたり挑戦してみます。
それよりまずは、エバポレータの洗浄ができて、センターパネルを外す事ができてからのはなしですがww
また、何か判らない事がでてきましたら、ご教授のほどよろしくおねがいします。m(_ _)m
Posted by 山英 at 2013年03月01日 16:15
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こんばんは、エバポレータ洗浄しました。
まずは、ファンを綺麗にしようと手順どおり助手席の下にもぐってファンアッセンブリーをはずしました。短いマイナスドライバーでやったのでちょっとてこずりましたが何とか外せました。
シャフトからファンを外すのは少し悩みました。
適当な工具が無いので木やスパナなどの柄の部分を使い、少しは抜けるのですが、それ以上は動かず、あまり力を入れるとファンを壊しそうだったので。。。一時はやめようかと思ったのですが、
どなたかが投稿されているのを思い出し、一度あきらめ再度挑戦したら抜けたってことだったのでしばし休憩して再度挑戦、結構力を入れてぐりぐりやったら何とか抜けましたwww
モーターとフィンのドーム部分に多少のぐりぐり傷が入りましたが、まあ見える場所じゃないし、機能的には問題ないので気になりませんw
しかし、氷吉さんのこの画像が無かったらここまで強気でぐりぐり出来ませんねww
フィンを洗浄、乾かしまたモーターに合体させブロアユニットに装着完了。
さて、次にメインのエバポレータの洗浄です。
こちらも手順どおり問題なくバニプロ投入。
レジスター部分はお手軽ガムテープを使いました。
そしてエンジンを切って待っている時間に、センターパネルを外し、噴出し口のチェック。。。
意外とよごれていなかったのでバニプロは使わず、雑巾と除菌ティッシュで軽く清掃しました。
センターパネルも元に戻し、再度エンジンをかけて、風量も最大で確認でOKその後最小で10分くらい回して工程完了ww
ドレンからは少ししか洗浄液が流れてこなかったけどドレンから出てくる洗浄液の確認のため下に何も置いていなかったので汚れなどの確認をしなかったのがちょっと後悔ですが、氷吉さんのおかげで満足いく仕事が出来ました。本当にありがとうございました。。m(_ _)m
長々と失礼しました。
Posted by 山英 at 2013年03月03日 00:21
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ご苦労さまでした!
結果まで報告して頂きありがとう御座います。m(_ _)m
ちょっと手間は掛かりますけど車いじりが好きな人にとっては楽しい時間ですよね。(^^;
また何かありましたら是非遊びに来てください。(^0^/
Posted by 氷吉 at 2013年03月03日 21:05