2010年08月07日

手のひらの上のカブトムシ



いえ、こちらは手のひらで羽化した訳じゃ御座いません。

公園の地べたにひっくり返ってじっとしていたカブトムシの雌。

仰向けのまま微動だにせず既に死んでしまっているのかと思いきや、姿勢を戻してあげるとスタスタと早足で歩きだしました。


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お!よかった、まだ生きてる!


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ちょっと悪戯心で目の前に指を伸ばすと手のひらまで這い上がり
何故かそこで落ち着くカブトムシ。


もしかしたら、人間様のように仰向けで熟睡していたところを起こされたので、手のひらの上で二度寝しているのかも・・・(笑)




2010.08.07 朝散歩
ラベル:カブト虫
posted by 氷吉 at 08:45| Comment(0) | 昼散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

手のひらで羽化したセミ(その後)



寝坊した!起床したのが既に5時。

夕べ、手のひらの上で羽化したセミ。

公園のど真ん中、地べたの上で一向に動こうとせず、このままそこで羽化が始まったら確実にアリの餌食になりそうなので、羽化が始まる前に適当な枝に掴まらせようとその木を物色しているほんの数分の間に手のひらで羽化が始まってしまいました。

殻から完全に抜け出すまで手のひらで見守り、その後は羽が乾燥するまで比較的アリの少ない公園のベンチの上に移しました。

直に平面に置いてしまうと縮こまっている羽が伸ばせないようなので、小枝を置いてそこに上体を掴まらせ羽を伸ばせるスペースを作り帰宅。

手のひらの上という特異な場所で羽化させてしまった為、無事に飛び立ってくれるか心配だったので今朝は日の出と共にワンコの散歩がてらそれを確認しに行くつもりでした。

しかし、寝坊をしてしまい公園に着いたのが5時半を少しまわった頃。

本当は、羽が乾燥して飛び立つ前の姿を確認したかったのですが、既にその姿はありません。


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姿が見えないと言う事は何処かに移動したか無事に飛び立ってくれたと願うばかりです。




2010.08.07 朝散歩
posted by 氷吉 at 08:13| Comment(0) | 昼散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

手のひらで始まったセミの羽化



今夜は、久し振りに遊歩道へ向けての夜散歩となりました。

ついでだからと遊歩道の先きにある公園にセミの羽化の様子を見に寄ったのですが、何故か公園のど真ん中でセミの幼虫君がうずくまっています。


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羽化に適した一番近い木まではまだ15メートルほどあるというのに暫く見ていても一向に歩きだす様子がありません。

仕方なく移動を手伝ってあげようと、手のひらに乗せて具合のよい枝を捜していたら背中が割れ初めてしまいました。

羽化が始まってしまうと、もう枝にしがみ付かせる事は不可能です。

手のひら上で殻より抜け出すまでそっと見守ることにします。


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背中が割れて殻から抜け出すまで小一時間。しかし、ここから羽をのばして乾燥するまでまだ数時間掛かります。
まさか、そこまで手のひらの上で見守ってやる事は出来ないので、蟻の来ないベンチの上に小枝を置いて羽を伸ばすスペースを作ってやりました。




背中が割れて体全体が徐々に抜け出てくる訳ですが、その間の感触が手のひらに伝わってきます。

文字で表現すのは大変困難な感触ですが、「ぐぐっ」とか「ギギッ」とか「んっんっ」とか今まで感じた事の無いもので、なんて言うかまさに「命の振動」が伝わって来るようでちょっと感動的な体験。

明日、日の出の頃に起床出来たらワンコの散歩がてら無事を確認しに行きたいのですが起きられるか自信ありません・・・。




2010.08.06 夜散歩
posted by 氷吉 at 00:15| Comment(0) | 夜散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
                                      
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