自宅のそばに大きな花梨の木があります。
樹高10メートルとは大袈裟ですか、箒立ちしたその枝振りを見上げていると、首が痛くなるほどの立派な木です。
秋には黄に色付いた大きな実がたわわに生り、落ちたその実を手に取ると、物凄く良い香りを放っています。
その実を拾って来て、自宅ガレージの芳香剤代わりに数個置いておいたのですが、むせ返るような甘い香りにクラクラ。
秋も深まり、冬の到来とともに、枝に付いていた実も少しずつ落ちてしまい、気が付くとその枝だけが寒空に突き刺るようになってしまいました。
冬のしばらくの間はちょっと寒々しい姿でしたけど、春の訪れと共に無数の新芽が吹き出して、いつの間にやら花芽を付け、また気が付くと蕾がちらほら。
ほんの1センチ程の小さな蕾。
今年も、あの甘い芳香が待ち遠しい限りなのです。
本日の夜散歩気温 5℃ 晴れ 春なのに〜・・・寒ぶっ!