遊歩道からの帰り道、まだ青いホオズキを見つけました。
天候によりけりですが、ほぼ毎日同じ道を歩いていても結構見過ごしているものがあります。
このホオズキ、実が生っていると言うことは花の頃に気付かず素通りしていたみたいです。
ホオズキと言えば、7月9日・10日に浅草で行われる夏の風物詩「ほおずき市」が有名ですね。
私個人的には、ほおずき市よりも、まだ祖父母が存命の幼少の頃、丁度お盆に赤く色付いたホオズキが茄子と胡瓜のお馬さんの傍で焚かれた迎え火や送り火に照らされていたそれの方が印象深いです。
赤く熟したホオズキの実を潰さないように指先でやさしく揉んで柔らかくし、それから水を流しながら爪楊枝などで中の種を上手に取り去って皮だけの状態にして口に含み「ぶぅー」と鳴らした思い出があります。
そうそう、赤く熟しながらもまだ青臭く苦い味がしてたっけ・・・。
ついでですが、昔は江の島などで「ウミホオズキ」と言う巻貝の卵のうを乾燥させたものをお土産で売っていました。
水で戻して柔らかくしたらホオズキと同じ様に口に含んで「ぶぅっ!ぶぅっ!」と鳴らして遊びます。
どちらも鳴らすのには少々コツがあって、子供の頃に上手く鳴らせた時の喜びは未だに忘れません。
今度、江の島に遊びに行ったら買って来てみようかな?
本日の夜散歩気温 22℃ 晴れ
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